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■ju-a00780　German Teddy Bear ゴールデンモヘア&セーフティーアイ・ベビーテディベア

西ドイツでおそらく1950年代の初め頃に製造されたぬいぐるみのゴールデンモヘア&セーフティーアイ・ベビーテディベアです。テディベアは、1902年にアメリカのルーズベルト大統領がベアハンティングで傷を負ったベアを逃がしてやったことが評判になったことで、ニューヨークの玩具店がドイツから輸入したベアのぬいぐるみにルーズベルト大統領の愛称のTeddy(テディ)のネームを付けて売り出したのがテディベアの始まりのようですが、世界で最初にベアのぬいぐるみを製作したのはドイツのシュタイフ社のようです。シュタイフ社はおそらく1900年頃からベアのぬいぐるみの製造を始めていますが、1912年にはデディヘルマン社、そして1920年代にはマックス・ヘルマン社もベアのぬいぐるみの製造を始めたようです。こちらは大変レアなフランスのオシャレなアンティークレースのリボンを首に結んだ高級なゴールデンモヘアで作られたまだベビーのテディベアで、つぶらなダークブラウンのチャイルド達に安全なセーフティーアイ(プラスチックの目)とブラックの糸でステッチされたお鼻の下のお口でマミーを見ながら優しく微笑んでいるような表情がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。頭と胴体と前脚と後ろ脚がジョイントされているのでいろんなポーズが楽しめますが、頭と胴体と脚の中はおそらくウッドウール(木毛)とカポック(パンヤノキの綿毛)を混ぜたものが詰められているようなので押すと柔らかさの中にザクザクとした感触もあります。また、ジョイント部分には全て丸い木枠が取り付けられていてとてもしっかりとした作りです。また、前足と後ろ足にはベージュのバックスキンのような生地のパッドが縫い付けられていてとても素敵です。また、お顔はドイツらしい鼻の長いトラディショナルなテディベアで、イギリスの鼻の短いフラットフェイスのテディベアとはだいぶ異なりオールドジャーマンテディベアの雰囲気がありますね。布地のタグがないので製造した会社についての詳しいことは良く分かりませんが、手抜きのないトラデショナルな作りで大変凝ったテディベアです。西ドイツから遥々一人でやって来たベビーテディベアですが、この子がいるだけで気持ちが優しく癒されてしまいそうな可愛いゴールデンモヘア&セーフティーアイ・ベビーテディベアです。

■コンディション

モヘアの抜けはほとんどなく大変きれいです。セーフティーアイにキズや欠けがほとんどなくとてもきれいです。お鼻とお口と爪の刺繍に切れはなくとてもきれいです。パッドに汚れはほとんどなくほつれや破れもなく大変きれいです。リボンは後から付けられたもののようでほつれや破れはなくとてもきれいです。その他、僅かな傷みや汚れなどありますがほつれや破れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。

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