オーストラリアのメルボルンで1954年にMarion Stanford(マリオン・スタンフォード)が創設したJakas Toys(ジャカストイズ)社が、おそらく1960年代に製造したぬいぐるみのピンクプラッシュ・ジャカスベビーテディベアです。テディベアは、1902年にアメリカのルーズベルト大統領がベアハンティングで傷を負ったベアを逃がしてやったことが評判になったことで、ニューヨークの玩具店がドイツから輸入したベアのぬいぐるみにルーズベルト大統領の愛称のTeddy(テディ)のネームを付けて売り出したのがテディベアの始まりのようですが、世界で最初にベアのぬいぐるみを製作したのはドイツのシュタイフ社のようです。こちらは超レアなピンクのプラッシュで作られたおそらくジャカストイズ社の中で一番小さなサイズのベビーのテディベアで、首にブルーのリボンを結んでつぶらなダークブルーとライトブルーのチャイルド達に安全なセーフティーアイ(プラスチックの目)と黒い糸で刺繍されたお鼻とお口でマミーベアを見つめながら優しく微笑んでいるような姿がオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、前足には黒い糸で刺繍された3本の爪がありとても作りが良いようです。また、頭と胴体と脚の中にはおそらくスポンジのようなものが詰められているので押すと柔らかな触感があります。また、頭と胴体と前脚と後脚はジョイントではありません。また、右の足にはホワイトの布タグが縫い付けられていてJakas Toysのエンジのロゴが刺繍されています。また、ジャカストイズ社のテディベアの顔はフラットフェイスですが、これはイギリスのテディベアの影響を受けたのかも知れません。オーストラリアから遥々やって来たピンクのベビーテディベアですが、この子達が傍にいるだけでとてもメルヘンチックな気分にさせられてしまいそうな超レアな大変可愛い一品です。

プラッシュに色褪せや色焼けが少なく抜けもほとんどなくとてもきれいです。セーフティーアイにキズはほとんどなく欠けやヒビもなくとてもきれいです。お口とお鼻と爪の刺繍に切れはなく大変きれいです。ブルーのリボンに多少の傷みがありますがとてもきれいです。その他、僅かな傷みや汚れなどありますがほつれや破れもなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。