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shopping : brocante

■br-a01230 Lyons リヨン・ランジュモンテ・ボアボワット

  • ■品 番・・・・・br-a01230
  • ■商品名・・・・・Lyons リヨン・ランジュモンテ・ボアボワット
  • ■価 格・・・・・¥ 26,500 → ¥ 16,800 sold out
  • ■サイズ・・・・・w35.7×24.9×h28.9cm
  • ■製造国・・・・・Made in France
  • ■特 徴

    パリのフォーブール・サン・ドニ通り77番地にあるLyons(リヨン)社が、おそらく1930年代に専門店や食料品店などでThe(テ/茶)の販売用に制作したボア(木)製のリヨン・ランジュモンテ・ボアボワットです。リヨン社はアイルランドのダブリンで1902年におそらくフランスのリヨン家が創設したテの製造会社のようですが、会社は英国やフランスにもあったようです。こちらは超レアな高級な合板にヴェルニ(ニス)塗装で作られた三段のティロワール(引き出し)のあるテ(紅茶)やカモミールなどのエルブテ(ハーブティー)をランジュモン(収納)するためのボワット(ボックス)で、ブラン(ブラウン)の無垢材の横長の取っ手が付いたティロワールは全て中が二つに仕切られています。また、上段のティロワールの正面にはThe(テ/紅茶)とTilleul(ティヨル/リンデン)、中段のティロワールの正面にはMenthe(マント/ミント)とTilleul Menthe(ティヨルマント/リンデンミント)、下段のティロワールの正面にはVerveine(バーベナ)とCamomille(カモミール)の文字がノワール(ブラック)でデザインされていてとても素敵です。また、全てのティロワールの中央には王冠を支えている四頭のリオン(ライオン)と茶葉のイラストとおそらくLyons The(リヨンテ)のマルク(マーク)とLyonsのルージュ(レッド)のロゴがデザインされていてエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、合板は1797年に英国の海軍技術者のSamuel Bentham(サミュエル・ベンサム)がチーク材などの膨張や収縮が少ない木材を作るために発明したようですが、1860年代にフランスで製造技術が確立され1870年代には製品として製造されていたようです。現代の安価なラワン材を使用した見た目や手触りの悪い合板とは違い当時は木肌が滑らかで木目の美しいシナ材やブナ材などが使われていて当時は無垢材より高価だったようです。また、無垢材の欠点である膨張や収縮が少ないので80年以上経っても木材に反りはなくティロワールもピッタリと閉まるので驚いてしまいます。アンティーク雑貨の収納にとても便利ですが、フランスらしいオシャレなデザインに気持ちが優しく癒されてしまいそうな大変価値ある素晴らしい一品です。

  • ■コンディション

    リヨンのマルクやロゴなどに少し色焼けがありますが発色が良くとてもきれいです。飴色になった木肌がとてもきれいです。取っ手やティロワールに壊れはなく中もとてもきれいです。写真のように背面の板の上部の左端の小さな欠けが古い時代に修理されています。本体の奥行よりティロワールの奥行が3センチ短く作られていますが、おそらく本体の奥で茶葉が湿気ないように意図的に短くされたようです。また、背面の板の上部の右端と下部の両端に六個小さな穴が空けられていますが、これはおそらく茶葉が湿気ないように後から使用者が空けたもののようです。虫穴はありません。その他、少し傷みや合板の表面の剥がれや汚れどありますが壊れはなく古いものにしてはとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。

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