アメリカでおそらく1980年代頃にベビークリブ用のブランケットとして制作されたコットン製のレッドライディングフード&ウルフフォーパッチキルト・ベビークリブブランケットです。こちらは大変レアな正方形と長方形のピースを4枚つなぎ合わせたフォーパッチと呼ばれる基本的でオーソドックスなキルトパターンで作られたベビー用のクリブブランケットで、クリーム色のファブリックには煙突のある家から焼き菓子と葡萄酒の入ったバスケットときれいなお花を持って森の家に住んでいる病気のおばあさんに届けに行くレッドライディングフード(赤ずきんちゃん)、森の中でバタフライを追いかけているバンビを楽しそうに見ているレッドライディングフードをリンゴの木の陰から見ている悪いウルフ(オオカミ)、青い鳥が飛んでいる森の中で白いバニーにお花をあげているレッドライディングフード、おばあさんの家の前でバニーとお話をしているレッドライディングフード、悪いウルフが病気のおばあさんに変装してベッドに寝ているとは知らないでやって来たレッドライディングフードがプリントされた生地が使われていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、グリーン色のファブリックにはピンクとブルーのバードやカタツムリやバタフライやハニービーやお花や葉っぱやドットなどのイラストがカラフルにプリントされていて明るく華やいだ色合いがとても素敵です。また、本体のボーダーとパイピングにも同じクリームとグリーン地のプリント柄のファブリックが使われています。また、裏地にはイエローとオレンジとブルーとグリーンとホワイトのストライプ柄のフランネルのファブリックが使われていて大変凝った作りです。また、本体の中には中綿が詰められています。レッドライディングフードのお話はフランス人のシャルル・ペローが1697年に出版した「ペロー童話集」の中にありますが、1812年頃にドイツ人のグリム兄弟が可愛い童話としてリメイクして有名になったようです。ベビーが楽しい夢を見ながらぐっすりと眠れるように願いながら作られたクリブブランケットは、当時のマミーのベビーへの優しい愛情がぎっしりと詰まった大変素晴らしい価値ある一品です。

プリント柄の発色が良く大変きれいです。その他、多少の傷みや汚れなどありますがほつれや破れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。