Nous introduisons les marchandises belles antiquites a la mode en France.
■br-a02079 C. Luck ロートカピヒェン&ヴォルフ・カウフマンズビルダーNo.2
18世紀から20世紀の初頭にかけて栄えたプロイセン王国(現在のドイツ北部からポーランド西部にかけてを領土とした首都がベルリンの国)の都市で、Colberg(コルベルク)と呼ばれた現在はポーランドのKołobrzeg(コウォブジェク)の町で1840年に薬剤師のC. Luck(ルック)が創設したルック社が、おそらく1890年代に広告宣伝ように制作した厚紙製のロートカピヒェン&ヴォルフ・カウフマンズビルダーNo.2です。ルック社は蜂蜜入りのクロイターズィロップ(ハーブシロップ)、エリキシル剤、クロイター(ハーブ)混合物の製造販売で有名なようです。こちらは超激レアなグリム童話のロートカピヒェン(Rotkappchen/赤ずきんちゃん)の楽しいお話の場面のNo.2のKaufmannsbilder(カウフマンズビルダー/広告クロモ)で、表面にはRotkappchen No.2の赤い文字と悪いヴォルフ(オオカミ)が病気のおばあさんに変装してベッツ(ベッド)に寝ているとは知らないできれいなお花とお母さんが焼いてくれたクーヘン(ケーキ)とルック社の薬瓶が入ったコルプ(バスケット)を持って森のおばあさんの家にやって来たロートカピヒェンのイラストがデザインされていてオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、イラストは細部までとても丁寧に描かれていて大変クオリティーが高いですが、全て特色インクを使った高価な石版印刷で刷られているのでイラストの発色が良くとてもきれいです。また、下部にはGewidmet von der Firma C. Luck in Colberg(コルベルグのC.ルック社より献呈)の文字とルック社の製薬品のイラストがデザインされています。また、裏面には14の数字と「トゥッシュ(テーブル)の上にュトライヒホルツ(マッチ)を10本ほど置きます。これらはエンテ(アヒル)とみなされて頭は黒い冠を表していてエンテの列を並べていることになります・・・」とクヴィス(クイズ)のような文章が書かれています。また、その下には「毎日、視力に関するさまざまな商品が販売されていますが、そのほとんどは効果がなく健康に有害で詐欺まがいのものです・・・」の文章とルック社の製品の説明が書かれているようです。ロートカピヒェンのお話はフランス人のシャルル・ペローが1697年に出版した「ペロー童話集」の中にありますが、1812年頃にドイツ人のグリム兄弟がキンダー(子供)達のために可愛くリメイクして有名になったようです。100年以上も前にドイツで製造されたカウフマンズビルダーですが、見ているだけでロートカピヒェンの可愛い世界にどんどんと引きずり込まれてしまいそうな大変価値ある一品です。
イラストの発色が良くとてもきれいです。裏面に飾るための台紙から剥がした後があり多少の薄紙の剥がれがあります。その他、多少の傷みや汚れなどありますが折れや破れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
10,000円以上のお買い上げで送料は無料です!!
(ご注文商品の合計金額が10,000円以上になった場合には送料は無料です。また、追加のご注文でお買上げ合計金額が10,000円以上になった場合にも送料は無料です)
*商品はすべて税込価格です。
*掲載されている写真には全て著作権がありますので、無断でのご使用はお断りいたします。