フランスのソシエテ・ドゥ・ジュエ(玩具会社)がおそらく1960年代に製作した木製のブリッキ・ア・ブリックマガザン・メゾン・ドゥ・プーペです。こちらは超レアな1960年代のパリにあるBric a Broc(ブリッキ・ア・ブリック/骨董品)のMagasin(マガザン/お店)をイメージして無垢材で作られてブランブラウン)のヴェルニ(ニス)塗装がされたメゾン・ドゥ・プーペ(ドールハウス)で、オシャレなムラージュ(モールディング)が加工されたマガザンの上部にはブランシュ(ホワイト)のカーシヴ書体でBric a Brocと書かれています。また、マガザンの左側には窓が付いた入口の扉があり右側には大きな窓のヴィトゥリィーヌ(ショーウィンドー)があります。また、入口の扉の窓にはブランシュでSpecialiste tous Styles(全ての時代物の専門店)と書かれていてとてもいい雰囲気です。また、扉の窓から中をのぞくとお店の中の壁はイヴォワール(アイボリー)地にブランシュとルージュ(レッド)のローズのようなお花模様の壁紙が貼られています。また、向かって左側にはオール(ゴールド)の額縁に入ったミロワー(ミラー)が掛けられています。また、右側にはオールの額縁に入ったアルハンブラ宮殿のような豪華な絵画が掛けられていてとても素敵です。また、大きな窓のヴィトゥリィーヌの中の上部にはエクリュ(生成り)のドンテル(レース)のリドー(カーテン)が掛けられています。また、左側の壁には豪華なオールのブドワールで使われているような銅製のミロワーが掛けられています。また、二段の棚の上段の左端にはプラスチック製のヴィトゥライユ(ステンドグラス)のようなランプ、陶器製のシャトン(子猫)の置物、陶器製のフタの付いたお花が絵付けされた壺、ドンテルの敷物に置かれた陶器製の水差しが並べられています。また、下段の棚には左から銅製のブランシュの彩色された銅製の日傘、おそらく木製の白い羽根の付いたスティロ(ペン)と書き物台、陶器製のトルソ、二枚のアフィッシュ(ポスター)、金属製の二つのカスロール(片手鍋)、陶器の花瓶に入ったビニール製の白いお花、年代物の分厚い書籍が並べられています。また、右側の壁には白く彩色されたおそらく金属製の二つのエヴァンタイユ(扇子)が飾られていてどれもオシャレで可愛くてとてもいい感じです。また、本体の天井には豆電球が取り付けられていて向かって右側の下部のシャンジェ(スイッチ)を上げると点灯してパリの夜のお店の雰囲気が漂いとても素敵です。また、ネジで留められた背面の板を外すと中の様子が見えるのもいいですね。また、配線は全てとてもきれいにハンダ付けされていてとても作りが良いようです。また、こちらは元はコンセントにプラグを差して使うものでしたが、壁に掛けたときにコードが邪魔になったり火事の危険性があったりジャパンなどの他の国ではプラグや電圧が異なるので点灯できなくなるので乾電池使用に玩具職人が改造したようですが、とても素晴らしく大変凝った作りです。また、メゾン・ドゥ・プーペはフランスでもとても人気が高いですが、ヴィトゥリィーヌのあるブリッキ・ア・ブリックマガザンは大変珍しくてやはりは超レアですね。また、本体の上部には壁に掛けて飾るための金具が取り付けられています。当時のフランスのアンファン達が憧れた大変素晴らしい作りのブリッキ・ア・ブリックマガザン・メゾン・ドゥ・プーペです。(猫と少女のプーペは付属しません)

扉は固定されていて開閉はしません。窓はおそらくガラスではなくて安全な透明なアクリル板のようでキズはほとんどなく欠けやヒビもなくとてもきれいです。単一形乾電池を電池ケースにセットしてスイッチを押すと電球が点灯します。小物に多少の傷みや汚れがありますが気になる破損はなくとてもきれいです。ミロワーに欠けやヒビはありません。その他、本体に僅かな塗装の剥がれやキズや汚れなどありますが欠けや割れはなく大変状態が良くきれいで、Good Conditionです。(乾電池は付属しません)