

■co-a00566 Rotin Couture Coffret ブドワール・ロタンオジェ・クチュールコフレ
フランスでおそらく1890年代にロタン(ラタン)とラン(リネン/亜麻)の紐とソワ(シルク)の布地で製作されたブドワール・ロタンオジェ・クチュールコフレです。こちらは超レアなおそらくBoudoir(ブドワール/淑女の私室)で使われていたCouture Coffret(クチュールコフレ/裁縫箱)のようですが、ブドワールは貴族の婦人が書き物をしたりお化粧や着替えをするための部屋で、夫でさえ入室できない婦人専用のお部屋のことのようです。また、ロタンとランの紐のオジェ(編み込み)で作られた楕円形のクチュールコフレのフタはロタンのヒンジで開け閉めできます。また、フタの上部の中央にはロタンを曲げて作られた大変凝った作りのエレガントな持ち手が付けられていてとても素敵です。また、フタと本体の正面には真鍮製の留め金が付けられています。また、細いロタンとランの紐の美しい手の込んだ編み込みも大変素晴らしくてエレガントでオシャレでとてもいい感じです。また、フタを開けるとフタの裏側には光沢のあるボルドー(ワインカラー)のソワの生地が張られていますが、中はふかふかの綿が詰められていて中央には縦にシゾー(ハサミ)などを留めるためのサンテュール(ベルト)が付けられているのも便利です。また、サンテュールなどはオール(ゴールド)の包みブトン(ボタン)で留められていてとても作りがいいですね。また、本体の内側もボルドーのソワの生地が張られているのもオシャレでとても作りがいいようです。また、底面はロタンだけの編み込みで作られています。とても使い勝手のいいクチュールコフレですが、クチュールコフレ以外にもBijoux Coffret(ビジューコフレ/宝石箱)として使ってもとてもいいですね。また、ミニョネットといっしょに飾っても素敵です。当時のフランスのクチュールコフレは使いやすいだけでなく装飾品のように美しくてオシャレなのでお部屋にあるだけで素敵ですね。マリー・アントワネットやポンパドール夫人達が私的な時を過ごしたロココ調のブドワールの雰囲気でエレガントでオシャレに使いたい大変素敵な一品です。
ロタンとランの紐に欠けや切れはほとんどなく飴色になった編み込みがとてもきれいです。ロタンの持ち手とヒンジに壊れはなくフタはスムーズに開け閉めできます。写真のように本体側の真鍮の留め金が欠損しています。本体の正面の裏側のソワの布地に少し傷みがありますが、正面からは見えない位置なのであまり気になりません。待て、その他のソワの布地に擦り切れた箇所が多少ありますがとてもきれいです。虫食いの跡はなくとてもきれいです。フタは立てた状態で飾れます。その他、多少の傷みや汚れなどありますが壊れはなくとても状態が良くきれいで、Good Conditionです。
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